本記事では私たちが誕生日を祝う際に実際に宿泊をしたホテルに焦点を当てて、その魅力や素晴らしい滞在体験についてご紹介します。自然豊かで静かな環境が整う淡路島での穏やかなひとときや、レストランで提供された品々、そして温かみのある宿での時間を分かち合えたら嬉しいです。
今回利用したホテル
ちゃろの誕生日旅行では1泊2日のプランを組みました。その中で滞在したのが、今回ご紹介するオーベルジュ フレンチの森です。
淡路島の北部に位置する淡路市にオーベルジュ フレンチの森はあり、関西のテレビ番組でも紹介されたことがあるレストラン一体型のホテルです。明石海峡大橋から車で10分ほどの好立地です。淡路島なので鉄道ではいけません。
周辺にはコンビニなどがなく、市街から離れた地域にあるため、食事は基本的にリゾート内で完結します。もちろんレストラン利用のみもできますが宿泊がおすすめです。
地図にあるように、レストランは3種に分かれています。
オーベルジュ フレンチの森について
まるでヨーロッパの田舎街に迷い込んだような空間の中には前述の通り3種のレストランがあり、それぞれの建物で分かれています。そしてそれぞれの2階が宿泊スペースとなっています。
価格的にも若干のランク差があり、予算に応じて最適なプランを探すことができます。料理も大きく変わってくるので好みは分かれますが、今回の誕生日旅で予約してくれていたレストランと部屋は、私がずっと行きたいと考えていたLa Roseです!
レストランの種類
- La Rose
~和×フランス料理~ - Grand Baobab
~地中海・イタリア料理~ - Prince Etoile
~スペイン・バスク料理~
オーベルジュ フレンチの森は高台に位置しているため、他の障害物がなく辺りは森林で囲われています。高台といっても内陸部にあるため、海が見えるわけではありません。名前に森が入っているように、青々とした木々に囲まれた自然空間を楽しむことができるホテル&レストランです。
外観
車で淡路サービスエリアを降りて10分で玄関に到着します。もちろん注意して宿を探していたのですが、オーベルジュ フレンチの森は若干強めのカーブした道路の内側に位置しているため、木々の間に隠れているとギリギリまで見えません。
私たちは呑気に車を走らせていたので、看板を見つけられず見事に1度目は通り越してしまい、Uターンをして駐車場まで戻る始末でしたので、皆さんも注意してください。(笑)
駐車場は東西の両サイドにありますので、空いているスペースに車を停めましょう。高級旅館ではないので駐車場でのお出迎えなどはありません。荷物は自らの手で運びましょう。
道路に面した前庭はとても広く、花の香りがとてもよくします。とても日本とは思えな空間がここにはあります。今回は彼女がLa Roseを選んでくれているので、私はついていきます。
ロビー
中に入ると総柄で貼られた壁や壁掛けの油絵に囲まれた空間が広がり、フランスの住宅にお邪魔させていただいている気分になります。ちなみにこの日のチェックイン開始時刻は16:00〜でした。
お家のような空間ですのでロビーはコンパクトで、とても親近感の湧くスペースで落ち着くことができます。また、クリスマスシーズンが近いことから、可愛いクリスマスツリーが横に飾れていました。
La Roseについて
ここからはLa Roseについて深く掘り下げていきます。基本的なチェックインシステムは3棟全て変わりません。しかしながら、この先の部屋の構造や内容はおそらく変わってくるのかなと思いますので、オーベルジュ フレンチの森の中から絞った形でご紹介できればと思います。
部屋
内装は暖色にまとめられた温かみ溢れるデザインです。高級リゾートというわけではありませんので、開放感というものは無く、前述した通りフランスのある家に泊まっているという感覚がしっくりきます。
しかしながら必要な設備はちゃんと備わっていて、清潔感もしっかりあります。ベッドはふかふかで気持ち良いです。
今回利用した部屋は2方向に窓がついていて、そのうちの一つはベランダに出られるドアタイプになっています。そこからは雄大な淡路島の自然を一望することができ、完成の中ではなかなか味わえない静けさと空気の気持ち良さを感じられます。
お部屋の全景について実はロッジ風になっているのです。高天井となっていて、屋根裏スペースまで吹き抜けとなっていて、上の空間の一部はロフトになっています。
2人だとロフトの用途は特にないのですが、吹き抜けという空間の広さはとても気に入りました。窮屈感は無くとても快適に過ごすことができます。
サービス
部屋に入るとセンターテーブルの上には、氷でキンキンに冷やされたシャンパンとグラスが用意されています。
ロビーでいただくのではなく、部屋に準備されているのが個人的にはとても気に入りました。自身のタイミングで開栓して、自身のペースでゆっくり楽しむことができて嬉しいです。
シャンパンだけではありません。冷蔵庫を開くとイタリア生産のオレンジジュースや地ビールが用意されています。
なんと全て無料です。飲みきれない場合は持ち帰りが可能ですので、無理せず楽しむことができますし、酒好きにとっては足りないことない量が用意されていると感じられるはずです。
そして、もちろんコーヒーや紅茶、煎茶が用意されています。お酒ばかりではないので、安心してペアでお楽しみいただけます。備え付けのマグカップとグラスは非常に色彩豊かな可愛いものが置かれています。
様々な点でヨーロッパに訪れたかのような世界観が散りばめられていて、とても楽しいです。
美味しいコースディナーが待っているので、空きっ腹にお酒を注ぎすぎないように!
水回り
日本にある宿泊施設なので洋風お宿でも稀に温泉の用意がされているところがありますが、La Roseは結論から言うと大浴場のようなものはありません。だからと言ってバスタブがない訳ではなく、ここまで洋風らしさ全開の雰囲気ですが、さすが日本のお宿だと言える空間が広がります。
浴室
ご覧ください。そう、La Roseでは客室に檜風呂が用意されています。桶まで木製で用意されていて、ここだけ見るととてもヨーロッパ調の建物の中とは思えませんよね。
正直、洋風のバスタブが好きな一部の方は期待を裏切られるかもしせません。ただし、多くの日本人にとっては落ち着ける空間となっているのではないでしょうか。
洗面台
洗面台は和洋折衷の言葉がよく似合うデザインとなっています。外国の高級ホテルのような大きな鏡に、邸宅のような総柄の壁紙で彩られており、その中に木製の受け皿があるというものです。
空間は決して広いとは言い切れませんが、鏡が大きいというのは個人的に結構大事にしているポイントだと考えていて、場所の取り合いにならないので良いポイントと言えるでしょう。
夕食(コースディナー)
11月のコース例をここでご紹介します。
La Roseは島という好立地なので、魚介を含めたくさんの食材がある淡路島産をふんだんに使った内容です。やはり、玉葱と魚介は絶対に外せないですよね。このメニューから見ても淡路島の食材の豊かさはとても伝わっています。
La Roseはドリンクメニューも充実しています。今回はペアリングで楽しむことにしました。ここで、嬉しいのがノンアルコールのペアリングまで用意されていることです。意外とないので非常に助かります。
めっちゃくちゃ助かる!
個人的にとても気に入った料理の一つ目は、金目鯛のポワレです。皮のパリッとした食感にイクラのプチプチ感が合わさってとても美味しいです。肉厚ジューシーですが、さっぱりとしたソースが旨味を引き締めてペロリと食べることができます。
貝の出汁も効いているのか、層になっていてもまとまりを感じられる一品でした。
淡路ビーフは淡路島へ訪れると外せませんよね。日の通し加減はバッチリで、とても美味しいです。赤みの部分を丁寧にローストしているので、溶けてすぐ無くなる、というよりはしっかりと噛みごたえのあるジューシーな肉質で、ペアリングの赤ワインがとてもよく合います。
ちゃろに喜んでもらえて良かったです!
朝食
La Roseは朝食も非常に充実しています。
奥に見えるガラスのミニ皿はパンに使用するものが並んでいます。右手にはみかんジュースと牛乳があるのですが、この牛乳がとっても美味しくて、れちゃろ2人のお気に入りです。濃厚な旨みがあり、少量でもしっかりとした飲みごたえある美味しさです。
メインプレートはとても華やかで可愛らしいです。スペインでよく見るピンチョスのようなスタイルと量で用意されていて、朝にはピッタリの品々が並んでします。
朝食からこれだけの品数を楽しめるのは宿泊しているからこその良さであり、ビュッフェスタイルではないので、ゆっくりとした時間を過ごすことができます。
さいごに
オーベルジュ フレンチの森は京阪神地区からとても近い立地でありながら、人里離れた自然豊かな丘に囲まれた中で別世界を楽しめる空間です。食事を終えるとすぐ上の自室に戻ることができるのは非常に便利で、3棟それぞれに特色があることからリピートもしやすそうです。今回、私たちはLa Roseを選びましたが、他の夕食を楽しむためにもぜひ再訪問してみたいです。
国内旅行について
日本各地に関する旅行情報を同ブログで紹介しています。
お時間がありましたら是非併せてご覧ください。
併せてYoutubeチャンネルでも各種情報をご紹介しています。
ご視聴いただけると嬉しいです。
コメント | Comment