今回、私たちは国営のフィジーエアウェイズに人生で初めて搭乗しました。コロナ禍明け1発目の海外旅行でして、実に3年半ぶりの海を越えての長距離フライトです。フィジーエアウェイズは飛行機に搭乗した時点で現地の雰囲気がたっぷりと感じられ、とても良いフライトになりましたので備忘録として残していきたいと思います。海外旅行に不慣れな方にもその魅力が伝わるようご紹介します!
- 搭乗日 / DATE
2023年6月23日 - 航空会社 / AIRLINE
FJ(フィジーエアウェイズ) - 便名 / FLIGHT NO.
350 - クラス / CLASS
エコノミークラス(Y) - 出発空港 / DEPARTURE
NRT(21:25) - 到着空港 / ARRIVAL
NAN(09:15+1) - 飛行時間 / FLIGHT TIME
8 h 40 m - 機種 / TYPE
Airbus A330-200 - 機体番号 / REGISTRATION
DQ-FJV
搭乗に向けて成田空港へ
れちゃろは関西在住なのでまずは大阪から東京へ移動しなければなりません。本来であれば、伊丹(ITM/14:35)→成田(NRT/16:00)で行けるJL3006便が間違いなく便利で安いです。ですが、出発の数ヶ月前に今や定例化したJALタイムセールがちょうど6月出発分で開催されましたいたので、セールを勝ち抜こうとしたところJL3006便は対象外だったのです。
これは完全に僕のミス
成田あかんかったら羽田でええやん安いし
たしかに約8,000円なら陸路を挟んでも安い
ということで、私たちは今回伊丹(ITM/14:30)→成田(NRT/15:45)で行けるJL120便で東京へ向かいました。JL120便については、別記事でもご紹介していますので、よければご覧ください!
羽田から成田へは様々な方法があり、いつも悩みますよね。実はれちゃが京成スカイライナーに乗ったことがないということだったので、今回は少し贅沢にスカイライナーを利用して成田空港へ向かいました。もちろん、乗車券は少しでも安くお得に乗れるように北新地の駅ビルの金券ショップで往復分を買っておきました。
成田空港
成田空港駅に到着後は第2ターミナルへ向かいました。私は成田空港第2ターミナルの大きくドンと構える立派な出発案内掲示板が大好きなんです。海外旅行への思いや熱量を向上させてくれるデザインで、関空の開放感も好きですが掲示板に関しては個人的に成田空港が圧勝です。
早速フライト情報を確認してみると、フィジーエアウェイズはRカウンターにてチェックインを受けれられるようです。
私たちは上級会員などは一切持っておらず、クレジットカードも持っていてゴールドの一般民です。本当はラウンジでゆっくりとかしたいのですが、ステータスは追々頑張って集めていきたいと思いますので、皆さまの応援をよろしくお願いいた…
免税店はよ行くで!
閉まってまう
おけ
ラウンジはまた今度がんばろ
はい。私たちは今回ひたすら免税店を巡っていました。ラウンジでゆっくりというワードとは180度異なる動き方です。ただ、れちゃがルンルン楽しそうに免税店を巡っている姿を見ていたら、ちゃろも自然と笑顔になってしまいます。彼女に同行するのはとても楽しいので、まさに旅の楽しみ方と同様、空港の楽しみ方も無限大というのはこういうことですね。
ただし、夜便ということで飲食店を含めて次々に閉まってしまう時間帯ですので、FJ350便を利用した際は制限エリア内を楽しみきれないというのは唯一の欠点かもしれません。その代わり、人は全体的に少なく保安検査も混んでいませんでしたので、その点は大きなポイントです。
ということで、搭乗ゲートへ向かいます!
FJ350 搭乗
搭乗前の様子
この日のFJ350便は91番ゲートからの搭乗です。
91番ゲートのすぐ右横にはスターバックスがあり、お腹がペコペコだったのでパン類の軽食が売っていて本当に助かりました。
久しぶりの長距離国際線フライト…
感覚を忘れてしまったのでドキドキです。
機内の様子
キャビン
なかなかの混雑具合です。
空港スタッフに予め聞いたところ搭乗率70%程とのことですが、肌感はもっと乗っている印象でした。私たちは少しでも快適に過ごすため、運任せで窓側の前後で座席を指定しました。(笑)
隣の通路席は誰も来ずそれぞれ2席を勝ち取りました!
成田→ナンディまでの機材はA330-200
フィジーエアウェイズはA350-900も所有しているのですが、成田便には充てられていません。
座席は大変懐かしいモニターがついた座席です。古さは否めないのですが、だからと言って汚い訳ではなく私はむしろ清潔感を感じました。もしかしすると、コロナが航空会社全体の機内清潔度を上げるキッカケになったのかもしれません。
いつになったらA350は乗れるんやろうか…
航路
FJ350便の大きなメリットは夜に寝て朝に起きるという、日常のリズムで飛行機に乗れることです。
フィジーの立地は写真にある通り、南に向かってどんどん降りていくため時差がほとんど無いに等しいです。時差ボケは発生せず、しっかりと寝れば寝不足にもならない非常に良いフライト時間です。
丁度この頃に赤道を通過して南半球に入りました!
機内食
FJ350便の紹介の続きをしたいところですが、ここで大失態を犯しました。読者の皆さまも一番見たかったであろうところですが、お腹が減りすぎて全く写真を撮っていませんでした。れちゃろカップルはよく食べる2人で、ご飯の優先度はとても高い思考タイプの人間ですので完全にすっ飛ばしてしまいました。
復路のFJ351便では冷静になっていますので、写真付きでご紹介いたします。
着陸前の様子
おはようございます。FJ350便は北太平洋を南下してソロモン海の北側を航行しているあたりで朝日が登ってきます。太平洋の海の広さを感じられる東方向のフライトはとても気持ち良いです。
着陸1時間前をいよいよ切り降下を開始しました。
ナンディ空港への着陸は基本的にRUNWAY 02を使用します。方位204度へ一度向かい、高度3,000フィートまで降下をしながら、大きく左旋回をしてローカライザーをキャプチャーします。右側にフィジー本島であるビチレブ島を見ながらランディングしますので、到着地を見ながら着陸したい方は進行方向の右側座席がおすすめです。反対に海の景色を見ながら着陸したい方は進行方向の左側座席がおすすめです。
フィジーエアウェイズについて
フィジーエアウェイズはoneworld connectという準メンバーのような立ち位置に加盟している航空会社です。私たちも初めて聞いたのですが、どうやらconnectメンバーは2018年にフィジーエアウェイズが第1号パートナーとして始まったようです。
oneworld connectにはスポンサーという仕組みがあり、ブリティッシュエアウェイズ<BA>、キャセイパシフィック航空<CX>、カンタス航空<QF>が名を連ねていて、アメリカン航空<AA>も加わったそうです。
このスポンサーに加入する航空会社であれば、それぞれの上級会員資格所持者、もしくはファーストクラスやビジネスクラス利用者でアライアンス特典を利用することができるとのことです。
ナンディ空港
フィジー / ナンディ国際空港(NAN)に到着です!
到着時の天候は快晴で快適な気温と湿度です。ナンディ国際空港の大きな特徴は、ボーディングブリッジを渡るとテラスのような通路があることです。写真のように窓の隔たりなく写真が撮れて、現地の風をすぐに感じられます。この作りは非常にナイスです。
ナンディ国際空港は小さな空港ですので入国審査場まですぐ到着します。
審査の列に並ぼうとすると陽気な歌声と音色が聞こえてきます。おもてなしの早さが凄いです。左側に見えているロープが入国審査の待ち列ですからね!?
この後、無事に入国を済ませフィジーへ降り立ちました。今回の備忘録はここまでになります。
さいごに
フィジーのコスパについて
フィジーエアウェイズは公式で定期的にプロモーション価格を出していることがありますが、通常期でもとても安く予約することが可能です。私たちは今回、STW(エス・ティー・ワールド)という旅行会社を利用して旅行を組み立てていきましたが、ホテル3泊と往復送迎込みの総額で17万円を切っていました。
物価は日本と殆ど変わらず、ホテルの値段もクオリティに対して安くとても17万円とは思えない旅程を組むことができました。滞在したホテルリゾートは別記事でご紹介します。
なお、6月のフィジーはベストシーズンの一つとされていますが、オーストラリアのホリデーシーズンに重なります。飛行機が空いていてもリゾートホテルが混んでいることが考えられますので、3ヶ月前には旅程を決めておくことを強くお勧めします。
フィジー旅行について
フィジーに関する旅行情報は同ブログで他にも紹介しています。
お時間がありましたら是非併せてご覧ください。
併せてYoutubeチャンネルでもフィジー情報をご紹介しています。
ご視聴いただけると嬉しいです。
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