今回は大阪からベトナム・ハノイへの弾丸旅行の中での搭乗記を紹介します。国際線LCCは実は初めての体験でしたので、どんなサービスなのか、座席は大丈夫なのか、不安がよぎる緊張したフライトです。利用した航空会社はベトジェットエア。結論として手頃な料金で快適な旅を提供してくれました。キャビンクルーの対応は親切で、LCC初心者にもおすすめです。本記事では、搭乗前の準備や機内の様子などを備忘録として記載しています。LCC旅行の魅力を探るきっかけになれば嬉しいです。
- 搭乗日 / DATE
2024年5月31日 - 航空会社 / AIRLINE
VJ(ベトジェットエア / Vietjet Air) - 便名 / FLIGHT NO.
939 - クラス / CLASS
エコノミークラス(Y) - 出発空港 / DEPARTURE
KIX(09:20) - 到着空港 / ARRIVAL
HAN(12:20) - 飛行時間 / FLIGHT TIME
5 h 00 m - 機種 / TYPE
Airbus A321neo - 機体番号 / REGISTRATION
VN-A654
搭乗に向けて関西空港へ
移動手段
前回の仁川(ICN)行き搭乗記の中でもお伝えした内容ですが、大阪市内や京阪神エリアから関西空港へは主に4つの方法で向かうことになります。
VJ939便は関西(KIX/09:20)→ハノイ(HAN/12:20)というタイムスケジュール且つ平日だったので、渋滞のリスクはないと推測しましたが、ベトジェットエアは非常に混雑するで有名です。早朝から移動となると車は少々しんどかったので、今回は南海電車の特急ラピートを利用しました。
関西空港までの主な移動手段
- JR 関空快速 or 関空特急はるか
- 南海電車 空港急行 or 特急ラピート
- 空港リムジンバス
- 自家用車
特急ラピートはアルファ(α)とベータ(β)の2種類の系統があります。これらの違いは停車駅の数を表していて、ラピートαの方が停車駅少なく移動時間も若干短くすることが可能です。
南海電車ホームページ よくあるご質問(FAQ)より引用
- ラピートαの停車駅を知りたい
なんば/新今宮/天下茶屋/泉佐野/りんくうタウン/関西空港です。
- ラピートβの停車駅を知りたい
なんば/新今宮/天下茶屋/堺/岸和田/泉佐野/りんくうタウン/関西空港です。
今回、私たちは新今宮駅から乗車しました。
ラピートは座席も2種用意されていて、2-2配列の「レギュラーシート」と、2-1配列の「スーパーシート」が存在します。通常で特急券を購入するとスーパーシートがもちろん高くなるのですが、南海チケットレスサービスを利用することで、スーパーシートをお得に指定することができます。ぜひ調べてみてください。
関西空港
この日のベトジェットエアのチェックインカウンターはFカウンターです。出発時刻の2時間半前に関西空港へ到着しましたが、すでにカウンターエリアから溢れるほどの人数が並んでいました。ベトナム便はハノイ行きに限らず受託荷物を多く持つお客さまがたくさんいます。そのため、1組1組のチェックインにとても時間がかかります。
可能であればオンラインチェックインは関西空港に到着するまでに終わらせておくことをオススメします。ベトジェットエアのホームページは若干使いづらいですが、翻訳をうまく使えば必要事項の入力を進められます。オンラインチェックインが済んでいる方は別レーンに並ぶことができ、時間短縮にも繋がります。
VJ939便を含むベトジェットエアはLCCのため無料機内食の提供はありません。朝便の今回はバゲージドロップを終わらせると関西空港で朝食を確保します。ターミナル1は飲食店がとても充実していて、テイクアウトできるお店も多いです。神座やとんかつ和幸など多くの選択肢がありますが、私たちはいつも通りのマクドナルドでテイクアウトしました。
液体物ではないハンバーガーは持ったまま保安検査を通過できます!
VJ939 搭乗
搭乗前の様子
この日のVJ939便は12番ゲートからPBB(旅客搭乗橋)を使っての搭乗です。ベトジェットエアはLCCとして有名ですが、関西空港ではターミナル1を使用しています。
そのため、搭乗時刻までは大規模リニューアルした免税店エリアやプライオリティパスを使ってラウンジで過ごすことも可能です。
機内の様子
VJ939便は昼頃にはハノイに到着するため、とても需要が高いように感じます。搭乗率は8割を超えている印象を受けるくらい多くの人が利用しています。
この日はベトナム人の方々が多数を占めています。ベトジェットエアは年間を通してとても安い運賃で移動できるので、需要は常に高いのかもしれません。
事前にオンラインチェックインを済ませていたので、希望の座席を確保することができました。飛行時間はたったの5時間ですので、窓側の座席をちゃろは選びました。
今回も出発時の天気は曇天です。奥にはキャセイパシフィック航空のA350-900が見えます。
今回のVJ939便の使用機材はナローボディ(単通路)のAirbus A321neoです。A321自体は1994年から世界中で活躍をしている中堅機種です。
neoと言われる理由は、次世代エンジンを採用していることを意味していて、従来機A321ceoよりも大型化されたエンジンが見分けのポイントです。
機内サービス
ベトジェットエアでは有料の機内食サービスが用意されています。べらぼうに値段が高いわけでもなく、LCCとは思えない種類の多さが魅力的です。
実は味の定評はそこそこあって結構人気なんです。私たちは満腹でしたが、前後隣の搭乗者は皆ヌードル系を頼んでいて、とってもいい匂いが機内に広がります。
飛行中の様子
VJ939便の飛行ルートについて、私はてっきり沖縄方面に海上を飛んでハノイまで向かうと思っていました。実は中国・上海あたりから中国上空を飛行して行くんですね。
ベトジェットエアはLCCなので、座席間隔が狭いのはもちろんですが、モニターもありません。さらに機内W i-Fiもありませんので、どこを飛んでいるのか飛行中は全くわかりません。
ハノイ ノイバイ空港
ハノイ ノイバイ空港(HAN)に到着です!
この日のVJ939便はターミナルのスポットではなく、オープンスポットです。ターミナル移動用のシャトルバスは2台しか用意がなく、車内はぎゅうぎゅう詰めです。
さいごに
ベトジェットエアについて
ベトジェットエアはインターネット上の口コミで酷すぎるというコメントをよく見ます。そのため、正直少し身構えての搭乗となったのですが、総合的に酷評するほどのエアラインではないというのが感想です。
ただし、全体的に混雑する航空会社、路線であることは間違いありません。前述の通り、関西空港でのチェックイン時に多くの段ボールやスーツケースが受託荷物として預けられていたため、VJ939便がハノイに到着した時は受託手荷物の受け取りに大変な時間がかかります。私たちのスーツケースは30分出てこなかったので、料金的にも時間的にもなるべく少ない荷物で利用することが最も吉であることは言い切れるでしょう。
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