今回はれちゃろだけでなく男子3人、女子3人、計6人で韓国に突撃しました。旅行の目的であるグルメ&美容を完遂した私たちは往路と別の航空会社で帰国しました。移動手段は往路と同じ韓国系LCCの中でジンエアーを選択しました。日本では搭乗機会が大きく減ってしまったトリプルセブン。その最前列の超快適席をたった2,800円の追加料金でとことん快適かつ楽しむことができたので、これらの体験を備忘録として残します。
- 搭乗日 / DATE
2023年11月12日 - 航空会社 / AIRLINE
LJ(ジンエアー / Jin Air) - 便名 / FLIGHT NO.
239 - クラス / CLASS
エコノミークラス(Y)
※JINI PLUS Seat - 出発空港 / DEPARTURE
ICN(15:00) - 到着空港 / ARRIVAL
KIX(16:40) - 飛行時間 / FLIGHT TIME
1 h 40 m - 機種 / TYPE
Boeing B777-200ER - 機体番号 / REGISTRATION
HL7750
搭乗に向けて仁川空港へ
移動手段
ソウル市内中心部から仁川空港へは主に4つの方法で向かうことになります。オススメはA’REXと書く直通列車です。言わば空港特急で、全席指定席となっておりオンラインでの事前購入も可能です。定時性が好評で簡単な理由で遅延や運休になることはありません。
LJ239便は仁川空港を15:00発というタイムスケジュールですので昼間に移動を終える必要があります。ソウルは市内中心部の渋滞が起こりやすく、ホテルからのバスやタクシー移動は巻き込まれる可能性があります。往路は時間に制約されず、ホテルによって目の前に到着するメリットがありますが、復路はあまりオススメしません。
仁川空港までの主な移動手段
- 直通列車 / A’REX(ノンストップ)
- 一般列車(各駅停車)
- 空港リムジンバス
- タクシー
A’REXについて
仁川空港〜ソウル駅間をノンストップで走ってくれる便利な特急列車です。空港移動に特化した列車ですので、荷物棚や座席の広さは十分あり快適な移動を実現してくれます。それぞれが終点ですので寝過ごすということも発生しませんし、車掌が巡回していますので安心して利用することができます。
しかし、このいかにも便利で安心なA’REX利用にも大きな注意点が2つあります。
1. 本数が少ないため事前予約をしないと満席になる
A’REXはなんと約40分間隔での運用です。参考に南海電車の空港特急ラピートで約30分間隔、京成電鉄のスカイライナーに関しては約20分間隔で運行されているため、比べると本数がいかに少ないか体感できると思います。
本数が少ない割に需要はとても高いため事前予約をしなければ予定より1時間以上後の列車になってしまうこともあります。こんなことでは帰りの飛行機に乗り遅れてしまいます。搭乗日前日には公式ページから忘れず予約をしましょう。モバイルチケットに対応しています。
2. ソウル駅での地下鉄4号線からの乗換に15分かかる
ソウル旅行で宿泊エリアは、東大門や明洞など地下鉄4号線沿いに絞られてくると認識しています。ソウル観光をする上で4号線は主要場所を網羅していて非常に便利な路線です。
ただし、ソウル駅でA’REXに乗換するときだけは非常に不便です。アップダウンがあり距離もあるため、大きなスーツケースを持っていると15分の移動時間はかかると考えておいた方が良いです。私たちは日本の乗換に慣れていたせいで、ソウル駅の構内を6人全員で全力ダッシュする始末でした。
乗換では2回ほどエレベーターに乗るときが来るのですが、タイミングが悪いと順番待ちで更に時間が浪費されてしまいます。この移動はとても勉強になりました。
仁川空港
ジンエアーのLJ239便は仁川空港第2ターミナルを利用します。第2ターミナルビルは2018年にオープンしたので、設備などがとても新しく開放感あふれる作りになっています。チェックインカウンターはもちろん、搭乗ゲートまでの開放感も素晴らしく気持ちの良い空間です。
仁川空港で最後の現地ご飯をいただくことにしました。地下にあるA’REXの改札を出るとすぐに韓国料理に特化したフードコートが見えてきますので、最後まで韓国をしっかり楽しみたい方にはとてもオススメです。
アルファベットA~Hで店が分かれていて、私はHのまぜそばの店を選びました。
メニューは悩んでしまうくらいに豊富ですので、ソウル市内で食べる機会を逃していたグルメに出会えるかもしれません。私たちも実際に食べれていなかったビビンバやチゲ鍋、ユッケビビン麺を最後にいただくことができました!
同じフロアでフードコートの向かいにはオリヤン(Olive Young)があり、韓国コスメ関連の商品買い忘れを防ぐことができるのも嬉しいですね。
LJ239 搭乗
搭乗前の様子
LJ239便は今日時点でB777-200ERを使用しているので、めちゃくちゃ人が多いんじゃないかと焦っていましたが、身構えているほどの混雑度ではなかったです。大型機で人が少ないほど快適なものはないと思います。
ボーディングブリッジを通っていよいよ乗り込みます。ジンエアーのトリプルセブンの最前列はどのような感じなのか楽しみです。
1Aの優越感に浸ります!
機内の様子
キャビン
搭乗客がいません。そして広い。快適。
結論からして最前列を含めたB777-200ERのJINI PLUS Seatはとても快適で大アリです。事前にターミナル内で買ったドーナツを手に広いキャビンで喜びの舞をしています。LJ239便を乗るとトリプルセブン最前列って貴重だなと改めて感じます。
2列目以降は正直、めっちゃ広いとは言えません。その分、ランクアップされている方も少なく窮屈感が全くありませんでした。最前列の足元の広さは言うまでも無い広さです。
今回の機材は元々、大韓航空(KE/KAL)で使用されていたものらしく、機齢はそこそこ経っているので座席や設備は古いと思います。
ジンエアーはB737シリーズとB777シリーズの2種を保有しています。B777は数機しか運用されていないため、どちらかというとレアな機体になるのではないかと思います。
飛行中の様子
LJ239便は仁川空港34Rから離陸して左へ急旋回をしながら高度を上げていきます。この理由は、北向きの離陸だと北朝鮮の領空にすぐ入ってしまうためです。
進行方向左側に座っていると仁川空港の様子がよく見えます。ランウェイが4本も備えられていて、本当に大きな空港であることがわかります。次回はもっと空港も楽しんでみたいと思います。
LJ239便は中国地方から淡路島上空へ進み、神戸空港を左側に捉えながら、大阪湾に沿って右旋回をしながらランウェイ24Rへと向かいます。
曇天の大阪湾ですが一定の高度を湾の上では維持するので景色がよく見えます。明石海峡大橋や神戸空港が見えてくると大阪に帰ってきたなあと安心感を得られます。そういや経路変更が先日ニュースになっていましたが実現するんでしょうか。
関西空港
関西空港(KIX)に到着です。
ジンエアーは関西空港の第1ターミナルを使用するのでボーディングブリッジを使って降機することができます。これ大きいですよね。雨の心配などが無いのは嬉しいですし、やはり関西空港は第1ターミナルに降りた瞬間がとても好きです。
預けていた荷物はすぐ出てきたので、入国審査エリアや鉄道が混んでしまう前にささっと帰路へ向かいます。
さいごに
帰宅してから気づいたのですが、実はジンエアーでJINI PLUS Seatを選択すると受託手荷物の優先返却があるそうです。スーツケースがとても早く出てきたなと思っていたのですが、荷物タグを見て納得です。しっかりPRIORITYと印字されていました。
最前列が選べて受託手荷物の優先返却もあるジンエアーのJINI PLUS Seatはたった2,800円でついてきまが、いかがでしたでしょうか。とてもコスパが良いと感じてくださったなら嬉しいです。
韓国旅行へ行く際はエアラインの数が多く、どの航空会社を選べば良いのか悩むことがあると思います。もし、ジンエアーに乗ったことがない方や、なるべく大きな飛行機で移動したいという方に少しでも選択の幅が広がる記事になれば良いなと思っています。
搭乗記について
飛行機に関する他の搭乗記録を同ブログで紹介しています。
お時間がありましたら是非併せてご覧ください。
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