成田発のフィジー旅行へ向けて移動のため国内線を利用しました。久しぶりにB767へ搭乗しましたが、初速の速さと上昇率の強さは他になく、飛び立つという感覚をより強く得られる機体だと考えています。そんな今回のB767の機齢は18歳と比較的若く、まだまだ現役です。しかしながらB787の登場により確実に数が減ってきている中、備忘録として記録することにしました。
- 搭乗日 / DATE
2023年6月23日 - 航空会社 / AIRLINE
JL(日本航空) - 便名 / FLIGHT NO.
120 - クラス / CLASS
エコノミークラス(Y) - 出発空港 / DEPARTURE
ITM(14:30) - 到着空港 / ARRIVAL
HND(15:45) - 飛行時間 / FLIGHT TIME
1 h 15 m - 機種 / TYPE
Boeing B767-300ER - 機体番号 / REGISTRATION
JA612J
搭乗に向けて伊丹空港へ
伊丹空港までの利用は大阪モノレールを利用しました。現在は大阪空港駅〜門真市駅を走っている路線ですが、現在は延伸工事をしています。これにより、新たに鉄道4路線(大阪メトロ長堀鶴見緑地線・JR学研都市線・近鉄けいはんな線・近鉄奈良線)と接続して便利になります。
特に奈良や大阪河内地域から伊丹空港へのアクセスがとても向上し、空港リムジンバス以外の選択肢ができることはとても楽しみです。
はよ近鉄に繋がれええ
なお、フィジーへの旅行に向けての国内移動が必要なため、モノレールを利用して伊丹空港へ向かいました。その理由は、本記事の後に利用したフィジーエアウェイズFJ350便は成田→ナンディ線のみの就航となっており、関西勢にとっては関東まで向かうしか無いためです。また、国内線でのコードシェア便はなく、別途自己手配での用意が必要です。
一方で、日本航空はFJ350便とコードシェア便を結んでおり、JL5361便として設定しています。コードシェア便を使えば、国内線をJL3006便の伊丹→成田線を利用して受託手荷物を含めたスムーズな乗り継ぎが可能でした。
しかしながら、総合的な金額を見るとフィジーエアウェイズ発券且つ、JAL国内線タイムセールで結んだ方が安上がりだったので、この日はその作戦を利用しました。
便利をお金で買うか
自己手配で節約するか
旅行に関する移動はこうした判断が重要です
伊丹空港での過ごし方
伊丹空港は既に多くの方がご存知の通り、約50年ぶりとなる大規模リニューアルによって2020年からとても楽しみ方が増える空港になりました。特に私たちはフードコートエリアの拡充が嬉しく毎度、どのご飯をいただくか嬉しい悩みに直面します。
海外旅行の前後どちらかで私たちは必ず寿司を食べるのですが、今回は南ターミナルにある寿司 魚がし日本一さんで和セットをいただきました。「JALなのに南ターミナル?」と思った方がいるかもしれません。
伊丹空港、実は南北ターミナルを自由に行き来できます。なので、もしお時間があれば制限エリアも南北自由に行き来してご飯を選んでみて下さいね。
そして大阪といえばたこ焼きです。関西人にとって海外旅行中の粉もんはとっても恋しいものです。たこ家道頓堀くくるさんでたこ焼き10個入りを頼みました。
凄い変な組み合わせなのかもしれないですが、遠出の時は何故かこうした組み合わせでもどんどん食べられるんですよね。海外旅行への高揚感がそうさせるのかもしれません。
サムネイル画像を見て「あっ」となった方はご名答です。私たちは昼食後にサクララウンジを利用しました。ラウンジからとるスポット写真は少し上からになるのです。
私たちは上級会員ではありません。なぜ入れているか、その理由はJAL CLUB ESTという20代専用JALカードを所持しているからです。サクララウンジを年間5回、同伴者1名無料で利用可能なんです。マイルの有効期限が5年に伸びたり、ボーナスマイルが通常JALカードより多めに貰えます。他特典もありますが、総評するとマイルがめちゃくちゃ貯まります。
私はJALカード naviとJAL CLUB ESTの継続利用で
5万マイル以上貯めることができています
JL120便 搭乗
お腹を満たし、ラウンジでゆっくりビールとおつまみをいただいた後はいよいよ搭乗です。JALに問わず平日の伊丹〜羽田の航路はビジネス客が圧倒的に多く、優先搭乗の数の多さには毎度驚かされます。ただ、国内線の短距離で荷物が少ない時の優先搭乗のメリットは何かいまいち分かっていません。JGCの方、ぜひ教えて下さい。
私たちは平会員のためGROUP4で搭乗しました。最近のしなやかで流線的な翼ではなく、重厚感あるどっしりとした、いかにも鉄の塊ですというようなウイングレットがないB767の翼はとても好きです。
もちろん、流線形の翼もカッコよくて好きです。流線形だと筆者個人的にはA350シリーズが圧勝かなと思っていますが、皆さんの好みはいかがでしょうか。
JALの伊丹〜羽田の路線ではB767-300の他にB787-8が多くあてられています。また、1日数便はA350-900が設定されていて一つの路線に対して3種類の機材が採用されています。
コロナ渦中は乗客数の激減により、J-AIR運航のE190(エンブラエル)が投入されていた時期がありました。旅行需要が復活した今では考えられないですが、コロナ渦中当時はJL120便がE190を使用した便の一つとなっていました。
B767-300を使用したJL120便は伊丹空港を短く滑走をした後、上昇角度強めに左旋回しながら上昇していきます。
進行方向右側の窓席を指定した時、天気が良ければ明治五大監獄で唯一現存するロマネスク様式の旧奈良監獄が放射線状に広がる様子を見つけることができます。伊丹〜羽田路線の景色の楽しみ方は富士山だけではありません。
羽田空港
羽田空港(HND)に到着です!
到着時の天候はどんより曇天でもわっとする湿度です。羽田空港の大きな特徴は、2010年に国際線が復活してから賑わいが増したことです。しばらくは国内線のみの就航でしたが、国際線の復活に合わせ、新ターミナル建設などボリュームが増し増しになり、空の旅がより一層楽しめる空港になりました。国際線復活は非常にナイスです。
この後、無事に受託荷物を受け取り東京の地へ降り立ちました。今回の備忘録はここまでになります。
さいごに
JALについて
JALは定期的に国内線のタイムセールを実施しています。コードシェアの魅力や利便性のメリットも忘れてはいけませんが、飛行機慣れしてくると自身で組み立てることが増えると思います。そうした時に、タイムセールのことが頭にあるだけで費用対効果というものは非常に変わってきますので、ぜひ色んな航路で結んでみて下さい。
もっと開催してほしいなあ
そして、今回搭乗したB767-300は今後確実に保有数を減らしていくと思います。B787-8やA350-900が新シートを導入する中で、一つ前のデザインの座席でバリバリ現役で日本中を飛んでいます。国内線ファーストクラスでB767-300に搭乗すると、レアになりつつあるクリーム色の座席も体験できます。私もいつかB767-300のたった5席の贅沢を体験してみたいです。
搭乗記について
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